気象業務150周年企画展

東京は上野にある国立科学博物館にて

国立科学博物館には、でっかいクジラが入口に!青空に映えます

趣のある建物の中で昔の天気図や観測機器が見られました

日本で観測が始まって150年。絶やさずに先人の記録が残されています。
どんなことがあろうとも観測を絶やさなかった記録があるおかげで、今の天気予報ができています。劇的に変わりゆく気候の変化の考察もすることができます。

150年という年月、近代気象学の世界は、地球46億年から考えると、まだまだ浅いのかもしれません。わかっているようで、わかっていないことが多いような気もしてきます。
気候変動など考える時も、我々はこの150年の知見でしか判断できず、それ以前は、地質や氷床、木の年輪、古文書などを材料とします。

昔の観測器はなかなか普段、気象専門家でも見ることができません。
それだけでなく、最新の機器の展示もあり、興味深かったです。


スパコンの計算能力は、1959年に導入されたものと比べると、「京」は1兆倍以上に進化しているそうです!

ここから数年の間に、気象衛星が進化し、AIの導入やスパコンの進化によって、気象学の世界も格段と成長していきそうです。