蓬莱大介(ほうらいだいすけ)

蓬莱大介(ほうらいだいすけ)気象予報士・防災士。


1982 年兵庫県明石市出身。2001年兵庫県立明石西高校卒業。2002年早稲田大学政治経済学部入学。2006年卒業。2009年第32回気象予報士試験合格。2011年から読売テレビの気象キャスターになる。


全国放送『情報ライブ ミヤネ屋』を15年、『ウェークアップ!ぷらす』を10年担当。司会者との打ち合わせなしの掛け合い天気予報が特徴。全国各地のさまざまな気象災害を経験し取材。

2026 年時点レギュラー番組出演『かんさい情報ネットten.』、『テッパン朝ライブじゅーっと!(木・金曜)』『蓬莱さんのドライブ予報』


司会者や出演者との掛け合いで進める天気予報やあすの天気のポイントをイラストにしたスケッチ予報が大人から子供まで人気。好きなお天気キャスターランキング10年連続ランクイン。「何か伝える仕事がしたい」と漠然と考えている中、早稲田大学在学中に演劇の道を志し、学生時代から芸能活動を始める。役者として複数の舞台に出演している。大学卒業後、俳優活動などするもののタレント事務所がなくなり、気づくとマネージャー業務に。25歳の時に、偶然書店で気象予報士の資格を知り一念発起。約2年の勉強の末、2009 年第32回気象予報士試験に合格。2010年からウェザーニューズや読売テレビでの気象サポート業務などをしながら前任キャスター小谷純久氏に師事。2011年3月より気象キャスターを引き継ぐ。

2014年映画『円卓こっこ、ひと夏のイマジン』や2024年ドラマ『はれのひシンデレラ』に出演。2015年に劇団四季『ライオンキング』の主役シンバ役をミヤネ屋の生放送で披露するなど気象予報士としては異例の経歴。

キャスターとして生放送での様々な気象災害の経験を活かし、全国各地の講演活動やイベント出演、コラム執筆なども精力的に行っている。

以下、出演経歴など記載。

気象予報士になったきっかけ

 小学生の頃は生き物係で、学校の先生から「蓬莱くんは勉強苦手だけど、生き物のことをみんなに教えるのは上手ね」と褒められたことが心のどこかに引っ掛かっており、自分が何ができるか探していた20代、本屋さんで気象予報士の資格に出会った時に「これなら自分に向いているかもしれない」とピンときて一念発起。

何かモノを作る、表現する、それで人の役に立てればと漠然と思っていました。引っ込み思案だけど誰かに認められたい気質。何にもできないけど、熱い気持ち先行型。神経質でこじらせAB型、そんな少年時代でした。

 あすの天気のポイントをイラストにする「スケッチ予報」が2011年の気象キャスター初日からずっと続けられているのは、子供の頃から絵を描くのが好きだったからかもしれません。

 

映画「ドラえもん のび太と雲の王国」が好きで、窓際の席で瀬戸内海に浮かぶ雲を眺めては動物に見える雲など探していた学生時代でした。のちに気象予報士になって13年目の時、コレクションしていた動物に見える雲の写真にイラストつけた「そらのどうぶつえん」という絵本を出版しました。

 兵庫県明石市で生まれ育ち、自分が何ができるのか、それ以前に何がやりたいのかさえわからなかったので、可能性が広がる東京の大学を目指そうと思って、一浪の末、早稲田大学政治経済学部へ進学しました。
「とりあえず興味があることはやってみる」をモットーに、自分は何ができるのか模索しました。
英語を勉強して留学しようとしたが駅前留学で挫折。政治経済の勉強をしていたがしっくりこず挫折。バンド活動をやってみたが楽器演奏でプロにはなれないと挫折。タレント事務所で活動し「5時に夢中」という情報番組に出るが、フリップをまっすぐ持てず挫折。俳優を目指そうと志すが、演技がうまくなれず挫折。入った芸能事務所ではマネージャーがいなくなり、気づけば自分がタレント数十人抱えるマネージャーに・・・。
数々の失敗と挫折と経験を東京でした20代。

 いろんなことを挑戦できたのは、20代は挑戦すると自分で決めたからでした。父親とある約束をしていました。
「30歳になった時に一人前の仕事につけておけば、それまでは何をやってもいい」と。

とはいえ、やみくもになんでも手をつければいいというわけではないので、学生の頃からノートに計画や頭で考えていることを書く習慣をつけて、勉強にしろ、仕事にしろ、作戦を立てるようにしていました。

大学卒業後も就職せず、アルバイトしながら俳優を目指して、気づけば25歳。このままでは30歳までに一人前にはなれないかも・・・と頭によぎった瞬間、心が負けている自分に気づき、俳優を諦めました。
そして本屋に3日間通って、「心に引っ掛かった何かをやろう」と決めて、出会ったのが気象予報士という仕事でした。

 勉強すること約2年、27歳の時、2009年10月第23回試験に合格し、気象予報士になりました。同時に、防災士の資格も取得しました。
この時、気象のプロになると決意しました。

気象キャスターになるために動画制作し売り込みに

資格を取れば、すぐに仕事があるというわけでなかったので、とにかく気象業界に潜りこむための作戦を考えました。

今でいうユーチューバーのように、毎日どこかに出かけて天気予報し動画撮影する。それを撮りためて、気象業界の人に手当たり次第に見せて、やる気と行動力を示しました。たまたま運よくウェザーニューズを紹介してもらい、読売テレビで小谷純久氏の下で、1年間下積み勉強をさせてもらい、2011年気象キャスターのバトンを受け取ることになりました。

 自分の経験、挫折、仕事の出会い方、自分の人生経験すべてがこれから夢や目標を追いかける人に勇気を与えられたら幸いと思っています。

どんな気象予報士を目指しているか

 変わった経歴を持った気象予報士なので、変わった気象キャスターになってやろうと思っています。
気象のプロとしての幹は太く、同時にさまざまな分野での可能性に枝を伸ばし挑戦し、この木なんの木不思議な木を目指しています。気象予報士なのに・・・、気象予報士のくせに・・・言われてなんぼ。勘違いしているくらいでちょうどいい。そんなメンタルで可能性を拡げていきたいです。

 気象キャスターとしての役割は、視聴者の生命・生活を守る気象情報を分かりやすく提供することが第一。穏やかな天気の時は、子供の頃に感じた空のワクワク、自然のワクワクを大切に、「そうそう」「へぇ~」「なるほど」を感じてもらえるように努めています。

気象キャスターとしてのモットー

説明を「簡単」にするのではなく、「わかりやすく」することを心がけています。
僕の天気予報を聞いた人が、また別の人に伝えられるくらいのわかりやすさ。
専門用語をなるべく使わず、天気予報を見た人が自分でもできそうやなと思えるくらいのわかりやすさ。
大人が子供に教えるだけでなく、子供が大人に教えてあげられるくらいのわかりやすさを目指しています。

自然に謙虚に、予想にブレ幅、ズレ幅がある時はそれも伝える。
天気図等でリスクが見えているなら、ハッキリと伝える。

防災情報は、テレビを見た人が見て終わりでなく、実際に行動に移して災害から身を守ることができるような内容を。

1時間に50ミリの雨、24時間で200ミリの雨、最大瞬間風速30メートル・・・これらの数字が意味する内容まで解説する。

日々の天気予報だけでなく、気候変動の実情や最新情報、また自分自身でも取材し、科学的知見をもって解説する。

「今日と同じ空は2度とない」
誰かにとって大切な明日の天気の予想を伝えさせていただく重みを忘れないようにする。

異常気象多発時代に、気象キャスターが伝える気象情報の可能性を追求していきたいと思っています。

講演会は、普段テレビで話しきれない内容までを来場者に直接伝えられる機会となります。聴講者が気象・防災に関心を持ち、防災行動につながる情報と内容を伝えられるよう心がけています。

主な実績・出演番組

テレビ

  • 読売テレビ『かんさい情報ネットten.』(2011~)
  • 読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』(2011~2026)
  • 読売テレビ『ウェークアップ!ぷらす』(2015~2025)
  • 読売テレビ『そこまで言って委員会』(2015~不定期出演)
  • 読売テレビ『蓬莱さんのドライブ予報』(2024~)
  • 読売テレビ『テッパン朝ライブじゅーっと!木・金曜』(2026~)
  • 日本テレビ『世界一受けたい授業』
  • 毎日放送『プレバト!!』
  • 東京MXTV『5時に夢中!』など

CM

  • 千鳥屋宗家「大阪みたらし小餅」(2024)など

ラジオ

  • KISS FM KOBE「蓬莱大介のRAIN SONGS」(2020年)など

コラム・執筆

  • 読売新聞全国版「空を見上げて」(2020~)
  • annaWEBマガジン(2019~)
  • 日本農業新聞「てんきノート」(2026~)
  • 朝日小学生新聞「天気の時間」(2016〜17)など

ドラマ・映画

  • 『はれの日シンデレラ』
  • 『お助け屋☆陣八 第8話』
  • 『円卓こっこ、ひと夏のイマジン』
  • 『20世紀少年 最終章』など

著書

  • 『クレヨン天気ずかん』(2016年主婦と生活社)
  • 『ブリタニカ科学まんが図鑑 天気』(2018年ナツメ出版)
  • 『空がおしえてくれること』(2019年幻冬舎)
  • 『そらのどうぶつえん』(2023年コミニケ出版)

全国各地でイベントや講演会に出演

講演コンテンツ

  • 自然災害が多い日本でどう暮らすか【気象・防災】
  • 自然災害から身を守るために【防災】
  • 天気予報の活用と気象災害の備え【気象・防災】
  • 目からウロコ!天気予報の見方と裏側【気象・テレビ】
  • 災害発生時の自助・共助の役割と必要性【防災・人権】
  • 空を見上げて~いまだから伝えたい大切なこと~【防災・人権】
  • 気候変動の実情【環境】
  • 気象キャスターが伝える!地球温暖化教室【環境】
  • 絵と実験で学ぶ!天気の不思議と楽しみ方【気象・教育】
  • 親子で学ぶ!お天気の楽しいはなし【気象・教育】
  • 夢を仕事にする!こうして僕はお天気キャスターになった【啓発・教育】

イベントコンテンツ

  • ペットボトルで雲を作ってみよう
  • 手作り雲の図鑑を作ってみよう(室内向け)

趣味・特技

趣味:読書、観劇、ベースギター

特技:柔道二段、イラスト

モットー:とりあえずやってみる精神

好きな空:ブルーモーメント、アスペラトゥス波状雲