農家の知恵

天気予報がコンピューター頼りで、空をみなくてもできてしまいそうな時代、あらためて大切なことを教わった。

動植物の観察やその土地の風を感じて天気を読むというのは、大切なことだ。

今の天気予報は、たかだか140年ほどの歴史しかないけど、動植物の天気を読む行動というのは、自らの種の生存を懸けて、経験を何万年と遺伝子を通じて伝えてきた。

それを人間も知恵として活かさない手はないだろう。コンピューター頼りばかりが正解ではない。

ただ農家の方によると、地球温暖化のせいなのか、動植物の天気を読む行動がバラバラになり始めていることもあるらしい。

生活を懸けて、天気を自ら予想する農家の方の知恵が、大変参考になり、かつ考えさせられることがあった一冊。

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