京都の和束町の茶畑にて
京都の宇治茶というのは聞いたことがある人も多いと思いますが、
京都の宇治茶の約半分は和束町という町で作られています。
先週行ってきました。
一面茶畑が広がる町です。
ちょうど新茶の収穫時期です。
大きな扇風機が設置されていて「防霜ファン」といいます。
扇風機だからといって冷やすのではありません。
逆です。冷やさないためにあります。
空気をかき混ぜて霜が降りないようにするためのものです。
今年は5月のGW明けに寒気が流れ込み冷え込みましたので、農家の方は文字通りひやひやしたそうです。
平成元年には、春になって遅霜が発生し、一晩で1億円の被害が出たことがあったそうです。霜の被害とは、「静かな災害」なんて言われたりします。
今年は、なんとか無事に霜の被害にもあわず、冬が寒くて春が一気に暖かくなった影響で出来は上々だそうです。
たまにはお茶でも飲んでゆっくりしてみてはいかがでしょう?