東日本大震災から5年
1年に1度でいいので、もし自分の住んでいる所が大きな災害にあったらどうすればいいのか。大雨の時はどこへ避難するのか、大地震の時はどこへ避難するのか。
1年に1度でいいので、家族で話し合っておくことが大切なのではないでしょうか。
事前の備えや対策は、各自治体で進められていますが、
大阪市のホームページには、災害時の館内アナウンスが載っています。
「やさしい日本語」を使うことにたいへん意識されているようです。
情報は「伝える」だけではだめで「伝わる」までいかなければならない。そんな意識がにじみ出るような館内アナウンスが載っています。
ほかの自治体や商業施設でもしっかり考えられて事前のマニュアルがあると思いますが、大阪市のこのマニュアルを参考にされてもいいかもしれません。
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000346402.html
できるだけ短く、すぐ行動につながるような言葉を使うということが大切なようです。
たとえば、「避難して下さい」ではなく「逃げて下さい」みたいに。
ちょっとのことですが、このちょっとの配慮が天気予報でもできるか肝に銘じます。手を抜かず考え続けるということですね。
ちょっとのことをめんどくさがらない。平和な日常のうちに、1年に1回数分話し合うみたいな、ちょっとだけのことなんです。
でもそれが大きな分かれ道になることもあるのを5年前の災害の教訓としてあります。自分のためではなく、周りの大切な人たちを守るためにちょっとだけでいいのでやってみませんか。