淡路島にある、明石海峡公園の方から素敵な花を紹介していただき、
夕方のかんさい情報ネットten.で紹介させていただきました。
花の名は、リビングストンデージー
太陽の光に反応する花で
夜とくもりや雨の時は花が閉じてるそうです。
晴れの日になると・・・
すごいきれいですね!
淡路島にある、明石海峡公園の陽だまりの丘という場所です。
(写真は、明石海峡公園管理センターより提供していただきました)
1年に1度でいいので、もし自分の住んでいる所が大きな災害にあったらどうすればいいのか。大雨の時はどこへ避難するのか、大地震の時はどこへ避難するのか。
1年に1度でいいので、家族で話し合っておくことが大切なのではないでしょうか。
事前の備えや対策は、各自治体で進められていますが、
大阪市のホームページには、災害時の館内アナウンスが載っています。
「やさしい日本語」を使うことにたいへん意識されているようです。
情報は「伝える」だけではだめで「伝わる」までいかなければならない。そんな意識がにじみ出るような館内アナウンスが載っています。
ほかの自治体や商業施設でもしっかり考えられて事前のマニュアルがあると思いますが、大阪市のこのマニュアルを参考にされてもいいかもしれません。
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000346402.html
できるだけ短く、すぐ行動につながるような言葉を使うということが大切なようです。
たとえば、「避難して下さい」ではなく「逃げて下さい」みたいに。
ちょっとのことですが、このちょっとの配慮が天気予報でもできるか肝に銘じます。手を抜かず考え続けるということですね。
ちょっとのことをめんどくさがらない。平和な日常のうちに、1年に1回数分話し合うみたいな、ちょっとだけのことなんです。
でもそれが大きな分かれ道になることもあるのを5年前の災害の教訓としてあります。自分のためではなく、周りの大切な人たちを守るためにちょっとだけでいいのでやってみませんか。
ここでは、メカニズムなどは詳しくは書きません。
それはテレビの中で画面などを使って詳しく説明させて頂いています。
今回の豪雨について、特に防災について僕なりの言葉で重要なことをいくつか説明させて頂きます。
まず、「50年に1度レベルの~」という表現が近年頻発しているため、正しく伝わっていない可能性があると思います。一般の方からするとこれを言われてもよくわからないという方が多いようです。50年に1回だからもう起こらないだろうとかボジョレヌーボみたいな表現で余計にわからないだとか。。。
近年頻度が増えている警報の基準をはるかに超えるような大雨などの現象について最大級の警戒をしていただくために2013年頃から使い始めた表現です。
「その地域で50年に1度レベル」ということなので、日本として50年に1度ではありません。
その地域の過去の災害データを参考にしながら、50年に1度レベルというのが各地域設定されています。その基準に達したもしくは達するおそれがあるような時に出される表現です。よく聞くということは、安く使っているわけではなくて、あちらこちらで起こっているということなのです。
特別警報も今回発表されました。特別警報は警報の基準をはるかに上回る、それこそ数十年に1度しか起こらないようなレベルの時に警報から切り替わるものです。
注意報とは、災害が起こるおそれがある時。
警報とは、人命に関わる重大な災害が起こるおそれがある時。
土砂災害警戒情報とは、大雨警報が発表されているとき、土の中の水分量などを計算して特に危険度が差し迫っている時に発表されるもの。
特別警報とは、警報の基準をはるかに上回り数十年に1度レベルの現象が起こっている、もしくは起こるおそれがある時に発表される、気象庁が出すアナウンスとして最後通告になるもの。
よく言われる問題は、特別警報があるため従来の警報が格下げしたような誤解を受けるということ。警報の時点で十分警戒しなければならないのです。
特別警報が出るような時は、もうどこかで人命に関わる災害が起こっている、起こり始めている差し迫った状況で出るものなのです。つまり、その段階では周りの様子を見に行くという状況ではなくて、今すぐ命を守る行動をとってくださいと気象庁はアナウンスをします。
「命を守る行動」これもよくわからないという指摘がありますが、
あえて、僕の言い方にすると、気象庁が「みなさん死なないで下さい」と最後通告しているものが、特別警報であり「命を守る行動を」のアナウンスなのです。
「命を守る行動をとってください」の表現に賛否がありますが、これについては気象庁が、もうそうとしか言いようがないということです。
なぜならそれぞれ状況が違うからです。たとえば、避難所に行けないくらい水が町中にきていたら家の屋根に上るとか天井を突き破って屋根に上るとか電柱にしがみつくとか近所の頑丈な建物に移らせてもらうとか、今回の災害みていただけたらイメージができると思います。その時の状況では、このような具体的な指示をいちいちできません。ご自身で判断しなければならないのです。とはいえ、難しいですよね。
なので、普段からいかに想定しておくかが大事なのではないでしょうか。
避難指示が出ていなかったと一部のマスコミが指摘していますが、これもよく考えてください。大きな災害になればなるほど公共機関も被災するのです。しかも真夜中の災害であれば情報が混乱し遅れることも考えられます。いくら市長や役場でも経験したことがないことが起こるので100%のことをしてくれるとは期待できません。ただし、被災された方にとっては「情報が出てさえいれば・・・」と悔やまれるのは当然です。被災していない僕がこう書いていても防災の知識を今更披露しているにすぎないと感じるでしょう。
でも、今回被災されていない方は、僕と一緒に考えてください。
あなたの家族を守るために早めの防災行動が必要です。自分は一人暮らしですが・・・という人はなおさらです。あなたを助けに離れた家族が様子を見に行って災害に巻き込まれることも考えられます。
防災行動は自分のためと考えると、行動できません。なぜなら人間は「自分は大丈夫」と考えてしまうからです。これを心理学で「正常性バイアス」といいます。大切な人のためにと考えるなら、この催眠は解かれます。
そして、
自助:共助:公助=7:2:1が防災の基本とされていますが、我々日本人の防災意識は、自助:共助:公助=1:2:7と現実には逆転しています。
その割に避難指示が出ても避難行動をとる人は1割程だそうです。。。
まとめますと、
特別警報というのは、自衛隊の助けがいるレベルと考えていてはどうでしょう。
そして、みなさんの寝室に懐中電灯やラジオの用意はありますか?懐中電灯は別に防災グッズという規定ではなくてもご自身が使いやすいものでも結構です。ないよりはマシです。ただ防災グッズのものに越したことはないでしょう。
今回、洪水の被害にあったある母親が家の1階が浸水し始めた時、2階に避難している子供に、万が一のことを考えて、とっさに夏のプールなどで使った、子供用わきにはさむ浮き輪をもたせたそうです。結局それは使わずに済み、自衛隊のヘリで救助されたそうですが、命を守る行動をとってくださいというのは、こういうことなのかもしれません。机上での防災アナウンスではできないすばらしい発想です。それぞれの状況でのこういうことなので、命を守る行動をとってくださいとしかそれ以上言えない理由がわかっていただけたでしょうか。
我が家でも今一度、住んでいる地域のハザードマップを確認し、万が一災害が起こったらどうするか話し合いました。
一刻も早い復旧と安否確認、そして今後二次災害がないことを願います。
僕なりの言葉で説明しましたので、改めて気象庁HP上の防災コンテンツや特別警報の定義などは確認されることをおすすめします。
あっという間にここを2週間ほど放置していました。。。。
さて
台風が来ています。
最新情報をこまめに確認をしてください。
梅雨台風は、梅雨前線が刺激され離れた所で大雨のおそれもあります。
ここでは、あえて詳しくは言いませんが(情報が古くなるので)
テレビで最新情報チェックをお願いします。
そして
現在、びっくりする企画が進行中で、仕事以外はそれに集中しています。。
・・・あと、2週間後にわかります!
びっくりすると思います・・・
ちなみに体を鍛えています!
最後に明石に行ったときに夕日がきれいでした。
夜のカーテンが降りてくる瞬間です。
一日の幕が下ろされていくみたいな夕焼けです。
土曜日は、大阪は未明に雨は止んで昼前から晴れてきました。
空にはまだ湿気が多く残っていて、そこへ日差しが照りつけたので、もくもくと綿雲が発生しました。一気に発達すれば積乱雲となり雷雲へと成長することもありますが、きょうに関しては北から乾いた涼しい空気が入ってきたので、綿雲が積乱雲へ成長することはなく、形を変えながらふんわりと南へと流されていました。
そんな中、こんな雲を発見!
さて、なんかの動物に見えませんか??
わかりますか?
正解は・・・・
「立ち上がる子犬」
どうですか?
または・・・
パンダ!
なんかしっぽが長いけど・・・汗
雨上がりの晴れの日は、いろんな形に見える雲が見つけられやすいですよ。
湿気を含んだもくもく雲に日差しが当たると、雲が立体的に見えるんです。
金曜日の予報で「日曜日は、傘マークついてても降りません」とお伝えした手前、降ったらどうしよ~とびくびくしていた週末でした。
気象キャスターの裏話しですが・・・
実は、ほかの予報がほとんど雨なのに対し、降らないと予想をするのは相当リスクがいるんです。
たとえば、曇りでもにわか雨がありますよと伝えて、外れた場合、
「結局降らなくて良かったね」で済むのですが、
曇りだけど晴れてきますよと伝えて、外れた場合、
「降らないって言ったじゃねーか!洗濯物濡れただろー!!!」とお叱りをきつく受けます。
同じ外した時でもリスクが大きいのです。
予想の根拠がしっかりと複数ある時に、周りと違った思い切った予報を出すときがありますが、それはえてして雑念との闘いでもあるのです。「おれの予想はほかとは違うぜ」みたいな。笑
「褒められたいぜ」みたいな。笑
そんなんいらんのです。そういう主観的なものが入ると、判断を間違いやすいです。
科学的根拠に基づき、無の境地で予報は出さなくてはいけないのです。
と、自分に言い聞かせながら毎日予報しているのですが・・・
そう簡単に雑念との闘いは終わりそうにありません。
そして、
日曜の空には、上空8000mくらいにできるうす雲(巻雲)が広がりました。
雲が重力に引っ張られ落ちてくる途中で、強い風に流されると、釣針みたいな雲ができることがあります。それを鉤状雲(かぎじょうぐも)といいます。
鉤というのは、フックのことですね。
みなさんの心に引っ掛かるような天気情報をと空が僕に言うとります。
大阪市内にて
この雲、何に見えるかな??
ヒントは・・・横顔??
正解は・・・
いかがでしょうか?笑
続いては・・・
たとえば・・・
・・・強引か。笑
では、これは!!
空を眺めれば、一瞬一瞬奇跡に出会います。
これらの動物に見える雲だって1分もすれば、形を変えて何の形だかわからなく崩れてしまいます。
ほかにも虹など、その一瞬見えた空が美しかったり面白かったりするとほんの少しラッキーだと思いませんか?
最後に、ひつじ雲がきれいに見られました。動画で流れていく様子を撮りました。
低い所にできる雲は綿雲で、1000m以下で浮かんでいる雲です。ひつじ雲はおそらく4000~5000m付近に浮かんでいる雲です。下の雲と上の雲が流れていく方向が違います。太陽の沈む方向から雲が来るので、ひつじ雲は西南西の風に流されているのがわかります。
東京では、3/29(日)全国一番乗りで桜が満開となりました。平年より5日早いとのことです。大阪の街中でもソメイヨシノがピンク色に飾り始めてきたところですが、ことしの4月のスタートは「菜種梅雨」といいまして、雨や曇りが多くなりそうです。
29日現在の週間予報ですが、
暖かい日が続きますが、週後半は天気がぐずつきそうです。
週間予報は、最新の情報を基にして日々先の予報はどんどん情報更新されます。まだ予報が変わる可能性がありますので、今年はちょっと予定が立てずらいですが、最新の天気予報をこまめに見てお花見の計画を立ててください。
僕も木曜日が生中継で桜を紹介しに行く予定ですが・・・
今のところ天気は微妙です・・・。
僕らも最新の天気予報をぎりぎりまで見て判断します。
ちなみに、最近とくに紹介するような写真がないので懐かしい写真をアップします。
4年前、キャスターなりたての頃に、田んぼで米を作る「ten農園」という企画をしていた時の写真です。隣は坂本ディレクター。またこんな企画やれたらな~。
今週から気象キャスター5年目!
5年目の目標は「お天気お兄さん」です。
今まで「お天気おじさん」「お天気お姉さん」はいたけど、「お天気お兄さん」はいなかったでしょう。
なので、
元気にハキハキ頑張ります。
子供と一緒に教育番組をずっと見ているから、それの影響かもしれません。
いや、間違いなくそうなのです。
ちょうど教育番組の歌のお姉さんが卒業シーズンなので、我が家ではその話題で持ち切りです。ちびっこがいる主婦のみなさんとかなりトークできると思いますよ。笑