10連休の思い出4

5月4日に京都で仕事があったので、その帰りに知恩院に寄りました。

何をしに行ったかというと

知恩院の忘れ傘を見に行ったのです。

知っています?忘れ傘…

御影堂正面の右側の軒裏に、上を見上げてよく目を凝らすと骨だけになった風化した1本の傘が置いてあります。

江戸時代の有名な彫刻家である左(ひだり)甚五郎(じんごろう)が御影堂を建てた時に、魔除けのためにおいていったという説があります。左甚五郎というのは、日光東照宮の眠り猫を彫った人物です。

もうひとつ不思議な説があり、知恩院第三十二世霊厳上人(れいがんしょうにん)によって御影堂が建立されて、法要が行われた時のこと。大雨の中、傘をささないずぶ濡れの童子がやってきました。この童子の正体は、実は白狐の化身で、本堂が建つことで自分の住処がなくなってしまい、上人に新しい棲み処を作ってほしいとお願いしにやってきたのです。上人が代わりとなる「濡髪祠(ぬれがみほこら)」と名付けた祠を建てると、白狐はそのお礼にと上人がその時貸してくれた傘を御影堂に置いて「知恩院を火災など厄災から守る」ことを誓ったという説が伝えらえています。 傘は水と関係していますから建物を火災から守るものとして、魔除け、厄除けの意味合いもあり、現代になった今でも骨だけになった傘が御影堂の軒裏に置いてあるのです。

うわっ!ほんまにあるやん!

見にくい・・・

参考に知恩院のホームページから

写真を引用させていただきます。こんなんらしいです。

知恩院ホームページより引用