6月24日日吉ダム見学に

大阪から約2時間かけて、桂川の上流にある日吉ダムに勉強会で行ってきました。

空気がきれいで、開放感たっぷり!!

日吉ダムで貯めた水は、京阪神の生活用水にも使われています。

とりあえず、でかい!!

高さが約68m!

走って

走って・・・

走ってと、写真とるの大変です。笑

 

じつは、一人で行ったわけではなくて、関西の気象キャスターが集まりみんなで行きました。

左から、テレビ大阪の堀さん、MBSの広瀬さん、元NHKの吉村さん、奈良テレビの久保さん、元徳島テレビの中谷さん、元気象協会の島田さん。

たまにはこうやってみんなで集まり勉強会してるんですよ。

そして、日吉ダムの職員さんに勉強会と案内をしていただきました。このコンクリのダムの中が一部空洞になっていて、見学できるようになっています。ダムのこの中は外気より10℃くらい温度が低いんです。

これからの時期、涼みにいくスポットとしてもいいかもしれないです!

日吉ダムは、観光ダムとして成功している所で年間に約60万人も人が来られるそうです!

というのも、スプリング日吉というレジャー施設が隣接していて、

食事ができたり、温泉があったり、BBQや釣りなどいろんなアウトドアができるんです。

ちなみに、食事は「日吉ダムカレー」をいただきました。

「あぁ~、堤防が決壊してカレーがあふれる~」というセリフは定番です。

 

ゆるキャラの「ゆっぴ~」というのがいて、風呂の桶に挟まったひよこだそうです。。

可愛い!

お出迎えしてくれましたよ!

 

ちなみに、日吉ダムは、生活用水をためる治水の役割と防災の役割の両方を担っています。ダムの水って下の方に冷たい水がたまるので、流した時に冷たい水だと農業で使う人が困るだろうということで、湖の真ん中に大きな噴水みたいなのがあって、それで下の水と上の水を混ぜてるんですって。優しいですな。

防災の役割も大きくて、川の急激な増水を防いだり、流木を食い止める役割もします。

平成25年台風18号のときに、洪水時限界水位という基準を超えてなお3時間水を食い止めました。その時の貯水率は平常時の基準より370%だったそうです。3時間粘ったのは、大雨のピークが過ぎるのを待ったためで、京都のほぼ全域で100年に1度レベルの大雨が降っていた状況で、川の急な増水をなんとか軽減させたそうです。

僕が今回非常に興味深かったのは、この日吉ダムは当時のマスコミやツイッターでダムの放水が嵐山の浸水被害を大きくしたのではと誤報を流されたという所です。僕も実際のところ、あの時どうだったのかを関係者から直接聞きたいと思っていたので、正しい知識でダムにほんの少し詳しくなれました。